大谷翔平に“新弟子”誕生 指揮官が明かす師匠ぶり「ショウヘイは周りを良くする」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ネビン監督「サンドバルはショウヘイから離れないようにしている」

 エンゼルスの大谷翔平投手に新たな“弟子”がいるようだ。今季も先発ローテーションの一角として期待されるパトリック・サンドバル投手だ。フィル・ネビン監督は19日(日本時間20日)に報道陣の取材に応じ、「サンドバルはショウヘイから離れないようにしている。ここ数週間、彼らはアリゾナで一緒に過ごしているみたいだ」と明かした。

 昨季中も大谷、水原一平通訳らと焼肉に行くなど仲が良かったが、今年は“グレードアップ”しているという。ネビン監督は「毎日キャッチボールを一緒にして、夕食も一緒に行っているみたいだ。2人は仲良くなっている」と打ち明けた。大谷といえば、食事から何から何まで野球中心。2歳年下の左腕にとっては、まさに“生きる教材”といえる。

 昨季は6勝9敗と負け数が先行したものの、防御率2.91と安定した投球を披露。「みんな知っていることだが、ショウヘイは周りにいる人間をより良くする。サンドバルも良くなっている」とネビン監督。今季は主戦投手としての活躍が期待される。

 サンドバルはメキシコ代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する。大谷のいる侍ジャパンとは決勝ラウンドで対戦する可能性がある。「ショウヘイとも少し話をしている。マイアミで対戦できるといいよね」というサンドバル。「ユニコーン」と呼ぶ“大谷師匠”から、どんどん吸収していくつもりだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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