「全員が千賀滉大に釘付けだった」 打点王が空振り…“お化けフォーク”を地元紙絶賛

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

20日にライブBPに登板し、WBC米国代表アロンソをフォークで空振り

 メッツの千賀滉大投手が19日(日本時間20日)にライブBPで披露した“お化けフォーク”はメジャーの打者たちをも驚愕させた。ニューヨーク地元紙「Newsday」は20日(同21日)に表紙で掲載。「センガの消えるフォークボールは、メッツ(のチームメート)を感心させた」と報じた。

 ライブBPでは、千賀を見ようと多くの人が集結。スティーブ・コーエンオーナーはバッティングケージの後ろに陣取り、バック・ショーウォルター監督、ビリー・エプラーGMも「全員が千賀滉大に釘付けだった」と記事は評している。

 日本では“お化けフォーク”と呼ばれた鋭く落ちる“宝刀”。数々の打者を手玉に取ってきた球を「ストライクゾーンから消える不思議な能力を持っていることから名づけられた球を、自身の目で確かめたかった」という。そして千賀は、昨季ナ・リーグ打点王で、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には米国代表として出場するピート・アロンソ内野手からフォークで空振りを奪った。

 鮮烈な“登板”に、地元紙も「チームがワールドシリーズ出場の可能性を上げることを目的に獲得した多くのFA選手のうちの1人というだけではない。チームのリブランディングを行うために、コーエンが望む要素をもたらす“カリスマ性”が備わっている」と絶賛した。

(Full-Count編集部)

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