栗山監督が急遽サイン中止 侍キャンプで連日の柵破壊…突貫工事で警備強化も実らず

ファンが押し寄せ柵が壊れる事態に【写真:荒川祐史】
ファンが押し寄せ柵が壊れる事態に【写真:荒川祐史】

前日はダルビッシュのサインを求め柵破壊…子どもが転倒も

 野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎キャンプで22日、またしても“事故寸前”の状況があった。栗山英樹監督が球場に入る際にファンが押し寄せ、圧力で柵が壊れる事態に。サインをしようとした指揮官がスタッフに制止され、取りやめる事態になった。

 前日21日には、熱心なファンサービスを行っているパドレスのダルビッシュ有投手にファンが殺到し柵の一部が破壊された。子どもが押し出され倒れるなど、一時周囲は騒然となっていた。宮崎県警によるとこの日、一部のエリアには突貫工事で柵を増設。通常のプラスチック製のもの以外に、金属製のものを導入し2重にした。

 この日、栗山監督はサブグラウンドの駐車場側からメーン球場入り口に登場。サブグラウンド側は柵の増強はされておらず、再び壊された。栗山監督のファンサービスも急きょ中止に。その後、警備員が新たな柵を持ってきて修復していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY