元阪神左腕は「残念賞」 米メディア苦渋も…ヤ軍“最高のFA契約”に日本2投手

ヤンキース時代の井川慶氏【写真:Getty Images】
ヤンキース時代の井川慶氏【写真:Getty Images】

トップ5には日本人右腕2投手が選出

 ヤンキースは今オフ、カルロス・ロドン投手と6年1億6200万ドル(約218億円)の大型契約を結んだ。これにちなんで地元メディア「ノースジャージー.com」が、過去のFA投手との契約「トップ5」「ワースト5」を選出。日本人3投手が名を連ねている。

 記事は現在もメジャーでプレーしている投手は除外とし、計10人を選出。トップ5には田中将大投手(楽天)と、黒田博樹氏がランクインした。田中は渡米1年目の2014年から6年連続で2桁勝利を挙げ、先発陣の一角として活躍。記事も「健康な時には、安定したパフォーマンスを見せたタナカは、ヤンキースで78勝46敗、防御率3.74という成績を残し、オールスターにも2度出場した」と評した。

 2012年から3年間ヤンキースでプレーした黒田も、安定したパフォーマンスが評価された。記事では「年平均32試合に登板し、防御率3.44という成績で、耐久力と安定性を示した」と紹介されている。37歳での加入となったが、初年度から16勝を挙げ、大きな怪我もなくローテーションを守った。

 一方「ワースト5」の選手には、阪神から加入した井川慶氏が選ばれた。2年間で2勝に終わった左腕については「日本人先発投手のダイスケ・マツザカを逃したために、代わりにイガワを獲得したが、彼はかなり醜い残念賞となってしまった」と厳しい言葉が並んでいる。

(Full-Count編集部)

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