大谷翔平、初実戦で最速156キロ「問題なかった」 投球時間制限にも手応え、一問一答

ライブBPに登板したエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
ライブBPに登板したエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

「問題なくきている。もうちょっと上げていきたい」

 エンゼルス・大谷翔平投手が22日(日本時間23日)、実戦形式の投球練習「ライブBP」に臨み、上々の投球を見せた。打者7人に対して39球を投げ、安打性は1本。最速は97マイル(約156.1キロ)を武器に3三振を奪った。

 また、今季初登板は28日(同3月1日)のアスレチックス戦(メサ)に変更された。フィル・ネビン監督が明らかにしたもので、藤浪晋太郎投手と投げ合う可能性がある。登板後に意気込みを語った。

――ライブBPは良かったか。
「良かったですね。ちょっと風が強かったり、色々ありましたけど、数値的にはここまで問題なくきているので。あと何試合か実戦で投げて、もうちょっと上げていきたいなと思います」

――ライブBPで確認したかったことは。
「強度とコマンドとピッチクロック。その3つがメーンかなと思います」

――手応えは。
「良かったですね。ピッチクロックは問題なく、ライブBPの感じだと。またゲームになったら多少感覚だったりとか、そういうのがあると思うので。もうちょっと伸びるかなという印象はありますけど、今日のところは問題なかったですし、各球種もコマンドも良かったんじゃないかなと思います。もちろん改善点はもうちょっと上げていけたらと思いますけど、現時点では十分良かったんじゃないかなと思います」

――28日(日本時間3月1日)のアスレチックス戦で初登板する。藤浪晋太郎と投げ合う可能性がある。
「どこに投げるかというよりは自分がどういう感じで投げるかの方がこの時期は大事かなと思うので。向こうのメンバーがどういうメンバーになるのか。シーズン中のメンバーが来るか分からないですし、とりあえず自分のやるべきことを、そういう点を1つ1つ潰していけたらと思います」

――日本のファンにとっては楽しみになる。
「ちょっと打席に立つかは分からないので。この時期ですし。そこはちょっと分からないですけど、自分のやるべきことだけしっかりやりたいなと思います」

――プホルスがエンゼルスのキャンプ地に来た。
「昨日挨拶しました」

――プホルスはどれぐらいチームに貢献できるか。
「シーズン中にどれぐらい頻度的にいるのか、上にいるのか分からないので。それ次第かなというところがありますけど、まだ全然把握してないので」

――シアトルの施設「ドライブライン」のスタッフがチームに加わった。
「僕は2年ぐらいずっとやってもらっているので、この2年間は良かったですし、色々と助けてもらって、いいシーズンを送れたので。他の選手がどれぐらい合う、合わないはありますし、活用していくかは分からないので。メンバーもそうですけど、いいシーズンになるんじゃないかなと思います」

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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