大谷翔平の最速156キロは「力強い」 変幻自在の“出力”に同僚捕手も驚愕

ライブBPに登板したエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】
ライブBPに登板したエンゼルス・大谷翔平【写真:小谷真弥】

打者7人に対して安打性の当たり1本、3三振を奪った

 エンゼルス・大谷翔平投手が22日(日本時間23日)、実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板した。打者7人に対して39球。最速97マイル(約156.1キロ)を武器に3奪三振、安打性の当たりは1本だった。上々の仕上がりに、対戦した野手陣は「素晴らしかった」と口を揃えた。

 ローガン・オハッピーは大谷の球について「毎回素晴らしいと言っているような気がするけど、皆さん(メディア)に嘘をついてないことを誓うよ。素晴らしかった。彼は修正をしていると言っていて、ピッチクロックにもどんどん慣れてきている」と絶賛した。

 この日は最大風速20メートルの強風が吹いていたこともあり「シンカーが通常より動いていた。でもうまくコントロールしていた。ボール球は多くなかったので、うまく制球していた」と振り返る。また「ダグアウトで『もう少し速い球を投げたい』と言って、実際にそうなったので驚いた。今日は力強かった」とうなずいた。

 また初めて大谷の打席に立ったリバン・ソトは「素晴らしい投球だった。カットボールやスライダーを投じていた。ベリーナイス。動きがあった」と振り返った。大谷は28日(日本時間3月1日)のアスレチックス戦で予定されている今季初登板に向け、さらに状態を上げていく。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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