“敵選手”なのに応援歌…粋な計らいが「泣ける」 異例のサプライズに「鳥肌たった」

ソフトバンクとの練習試合に出場したキューバ代表のアルフレド・デスパイネ【写真:竹村岳】
ソフトバンクとの練習試合に出場したキューバ代表のアルフレド・デスパイネ【写真:竹村岳】

キューバ代表として練習試合に出場したデスパイネとグラシアルに贈り物

 ソフトバンクは23日、キャンプ地の宮崎でWBCキューバ代表との練習試合を行った。この試合はホークスファンにとってはただの練習試合ではなく、昨季限りで退団した功労者に感謝を伝える場でもあった。キューバ代表として出場したアルフレド・デスパイネ外野手の打席では、応援歌の演奏のサプライズも。ファンから「これは泣く」との声が上がっている。

 デスパイネは、2017年から6シーズンに渡ってソフトバンクで活躍。明るいキャラクターも手伝って「親方」の愛称で親しまれた。この日は「4番・DH」で先発出場し、6回無死で迎えた第3打席では、相手チームにもかかわらずソフトバンク側から応援歌が演奏された。また、ジュリスベル・グラシアル外野手も9回に代打で登場し、温かい声援と応援歌が贈られた。

 試合前には先着6000人に「THANK YOU デスパイネ」「THANK YOU グラシアル」とデザインされたパネルも配布され、球団を挙げて功労者に感謝を伝えた。ファンからは「心温まる応援」「なんかジーンとくるものがある」「あったかい!」「感動だ!」「鳥肌たったよ~」「粋ですねー」「泣ける」と、多くの声が寄せられている。

【実際の映像】「これは泣く」「鳥肌たった」鷹ファンからデスパイネに贈られた応援歌

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