山川穂高が感じた“ダルビッシュ会”での驚き 技術論にデータ話も…「印象的でした」

休日練習を行った侍ジャパン・山川穂高【写真:小林靖】
休日練習を行った侍ジャパン・山川穂高【写真:小林靖】

ダルビッシュも「盛り上がりすぎて5時間ぐらいご飯食べていました笑」と報告

 野球日本代表「侍ジャパン」の山川穂高内野手が24日、休日返上で打撃練習などで汗を流した。前夜にはダルビッシュ有投手と野手5人で寿司屋で会食。「本当に色々な話をしすぎて、ちょっと振り返ると時間がかかるくらい。とりあえずでもダルビッシュさん凄いなと思ったのが、みんなにちゃんとパスするので、話を。それが一番さすがだなと。6人で行って、たぶん喋っていない人いなかった。均等にパス回しをしてくれたのが凄いなと」と濃密な時間を振り返った。

 大城卓三捕手、源田壮亮内野手、牧秀悟内野手、近藤健介外野手も参加した食事会。ダルビッシュも自身のSNSで「盛り上がりすぎて5時間ぐらいご飯食べていました笑」と報告していた。

 山川は詳細について「後半は技術論でした。打者の話が多くて、ダルビッシュさんはそれを聞いてくれていて『そうなんだね』って。もちろんダルビッシュさんの感覚も聞きました」と明かした。さらに最も印象に残った話として「データの話はしました。海外はデータ化が進んでいて、答えが分かる状態のところに向かっていくべきなのか、それとも答えが分からない状態で、でも打者は基本答えが分かっていない状況でやるので、感覚論がみんなの答えが違ってくるのでこっちの方がおもしろいよねという話は印象です」と話していた。

 普段は西武でも投手と食事に行くことは少ないそうで「自チームどころか世界の人と食事に行って野球の話ができたというのは僕にとって大きな財産、勉強になりましたし、それによってここから野球観とかも少しずつまたよくなっていくのかなと思います」と貴重な時間を過ごした様子。お店は近藤が選んだそうで「すっごいおいしかったです」と頬を緩めた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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