ダルビッシュマニアの20歳、宇田川会に嫉妬 切実なお願い「情報を持って帰ってきて」

オリックス・山下舜平大【写真:真柴健】
オリックス・山下舜平大【写真:真柴健】

オリ山下舜平大「実はウダさんと僕が…」ダイエット指令の片割れが時の人に

 オリックスの山下舜平大投手が、侍ジャパンに選出されている“先輩”に「情報共有」を願った。20歳の右腕は「ニュースでもきっかけはつかめるので、めちゃくちゃ見てます」と宮崎キャンプに参加中のダルビッシュ有投手(パドレス)の言葉を噛み締めている。

 3年目の今季、プロ初勝利を狙う山下は「僕にとってダルビッシュさんの言葉がものすごく刺激。(食事会などを知り)うらやましすぎますね。聞けるチャンスがあるなら、質問が止まらないかも……。変化球、トレーニング全てにめちゃくちゃ興味があるので」と熱を込める。まるで“ダルビッシュマニア”で、インターネットで情報を拾い「ダルビッシュさんの言葉の意味を考えるようにしています」と笑みを浮かべる。

 そんな中、先輩たちに“お願い”があるという。侍ジャパンに選出されている宇田川優希投手や宮城大弥投手に「情報を持って帰ってきてほしい。ダルビッシュさんがどんなことしてるのか」と求めた。「何を聞いても新しい感覚。そんな考え方があるのか……という感覚が面白い」と目を見開く。

 最近では「ダイエットの話ですね。アメリカの投手はもっと体重があっても動けていると言われていた」と感銘を受けたようで「実はウダさんと僕が……」と、自身も“ダイエット指令”を受けていた1人だと明かす。

 山下は「去年の最後(10月末)よりも6キロ増えました。今は102キロです」と大台突破を告白。ブルペン投球ではその分、どっしりとした投球を披露している。右肘をコンパクトに折りたたんで投じるフォーム「ショートアーム」も取り入れており「メジャーで流行っているので、参考にさせてもらっています」と、ダルビッシュを追いかけての夢は広がるばかりだ。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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