大谷翔平の代理人が「ほぼ話さなかった」 険しいエ軍と再契約…米TV局「全ての兆しが示唆」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

21日、代理人バレロ氏とミナシアンGMが1対1で1時間話し合った

 エンゼルスの大谷翔平投手は、メジャー6年目のキャンプで投打ともに順調な仕上がりを見せている。米放送局「FOXスポーツ」は、今春最初の全体練習が行われた20日(日本時間21日)に、ペリー・ミナシアンGMと大谷の代理人ネズ・バレロ氏と最低でも1時間、1対1で話し合ったことを「全ての兆しはショウヘイ・オオタニがエンゼルスと再契約しないことを示唆している」との見出しで報じた。

 そう報じる理由は「ほとんど(FAについては)話さなかった」からだという。記事では「バレロ氏は、大谷の契約延長についてミナシアンGMと交渉したかどうか、大谷が求めるオファーについて、エンゼルスが財政的に支払える状況であるかどうか、さらにシーズン中に契約交渉をする気があるかについても、言及を控えた。またスプリングトレーニング中に(延長契約について)話し合う気があるかも、はっきりとは言わなかった」とだんまりを貫いたと伝えている。

 バレロ氏は「私は常に(FAに関しては)オープンな立場でいたが、この状況にはいくつかの層がある。ショウヘイは今年1年間プレーした後にFAを模索する権利を得た。どういう結果になるかは様子見だ」と語っている。

 バレロ氏の“回答拒否”に、記事は「長期契約でエンゼルスに残留するという自信は感じられなかった。スーパーエージェントは、オオタニとは直接関係のない、分かりきっているエンゼルスのことについて話すばかりだった。アート・モレノオーナーがエンゼルスの売却を撤回したことは、チームの状況は“いつもどおり”で変わらないことを意味する、とバレロ氏は話した」と指摘した。

 モレノオーナーがチームを売却しなかったことを「正しい判断だったことを願おう。そして、シーズン終了に何かを楽しめることを願おう」とコメントしたバレロ氏。この言葉にはどんな意味が隠されているのだろうか。

(Full-Count編集部)

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