MLB107発だけど…新助っ人の輝く美守 GG賞名手も衝撃「マジでうまいっすね」

オリックスのマーウィン・ゴンザレス【写真:真柴健】
オリックスのマーウィン・ゴンザレス【写真:真柴健】

新助っ人のグラブさばきに2年連続GG賞も「丁寧さある」

 宮崎春季キャンプを行うオリックスナインに衝撃が走った。新助っ人のマーウィン・ゴンザレス内野手が22日の入団会見終了後、初めて内野ノックを受けた瞬間だった。グラウンドに「これはやばい」「マジでうまい」と大きな声が響いた。愛称「マーゴ」の助っ人は、メジャー通算11年間プレーし1139試合に出場。捕手以外の内外野全ポジションを守った経験がある。

 ゴンザレスの守備を見た2年連続パ・リーグ三塁手部門でゴールデングラブ賞の宗佑磨内野手は「実際の打球を受けている姿を見ていないので、まだわかんないですけど……」と前置きした上で「マジでうまいっすね。グラブも体にしっかり近かった。丁寧さがあった。足が動いている証拠。しかも、捕ってから(投げるのが)むっちゃ速かった」と仰天した。

 メジャー通算107本塁打を放っている助っ人なだけに「守備のイメージはなかった。だけど(球団スタッフらに)聞いたら向こうでも守備力を買われていたと言っていた」と“ギャップ”に驚きを隠せなかった。

 守備の名手である安達了一内野手は「握り替えがうまいですね。さすがメジャーって感じ」と併殺プレーでの流れるような動作に着眼した。競争激しいオリックスの内野争いに「両打ちユーティリティプレーヤー」が挑む。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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