不発の村上宗隆「いろいろメディアに言われますけど……」 本番までに「やること変わらない」

侍ジャパン・村上宗隆【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・村上宗隆【写真:荒川祐史】

中堅に大飛球「もう一つ体のキレを上げて行けば本塁打」

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に挑む侍ジャパンは26日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎でソフトバンクとの壮行試合「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2023」を戦い、4-2で逆転勝ちした。「4番・三塁」で先発した村上宗隆内野手(ヤクルト)は3打数無安打。2回には三ゴロを悪送球する失策も記録した。中堅への大飛球でファンを沸かせ「いろいろメディアに言われることもありますけど……」と、本番はまだ先だと強調した。

 この日の村上は初回の打席が一ゴロ、3回に一飛、5回に四球、そして7回の打席では中堅に大飛球を打ち上げた。スタンドは一瞬沸いたものの、中堅手が捕球するとため息に変わった。この2試合で合計4打数無安打。ただ3四球を選び、選球眼にブレはない。

 村上は7回の大飛球について「もう一つ体のキレを上げていけば、ホームランになるというスイング」と紙一重を強調。さらに「結果が求められるのは3月9日から」と続けた。今後は名古屋に移動しての壮行試合となる中で「いろいろメディアに言われることもありますけど、そこにとらわれずに。やることは変わらない」と、泰然自若の準備を続けていく。

(Full-Count編集部)

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