WBC不透明も…鈴木誠也の状態に「ほっとした」 ダルビッシュ見解「シーズンが一番」

侍ジャパン・鈴木誠也(左)とダルビッシュ有【写真:小谷真弥、小林靖】
侍ジャパン・鈴木誠也(左)とダルビッシュ有【写真:小谷真弥、小林靖】

鈴木は左脇腹の張りでOP戦を欠場

 野球日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手が26日、キャンプ地であるひなたサンマリンスタジアム宮崎で取材に応じ、左脇腹の張りでオープン戦を欠場した鈴木誠也外野手(カブス)について言及した。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場は不透明となったが「シーズンに間に合うという意味ではほっとした」と話した。

 この日、鈴木はオープン戦初戦のジャイアンツ戦に「4番・右翼」で出場予定だったが、左脇腹の張りで急きょ欠場。磁気共鳴画像装置(MRI)などの精密検査を受けることとなった。日本代表に合流間近だったが、フリー打撃途中に異変を訴えて途中離脱。硬い表情で通訳とともにクラブハウスへ戻ると、試合開始の約1時間前には球団から欠場が発表された。

 ダルビッシュはこの日、強化試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎」のソフトバンク戦前に実戦形式の打撃練習・ライブBPに登板した。鈴木については「スプリングトレーニングの時はそういうのは多々ありますし、シーズンが一番大事な役割だと思うので」との見解だった。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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