大谷翔平、侍J不透明の鈴木誠也へ思い「無理せずに」　OP戦初戦で三塁打、一問一答

新ルールのピッチクロックに対応「頭の回転を早くして早めに切り替えて」

■エンゼルス ー Wソックス（オープン戦・日本時間27日・テンピ）

　エンゼルスの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、本拠地のホワイトソックスとのオープン戦に「3番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で右中間三塁打を放ち、“今季初安打”をマークした。3打数1安打で途中交代した。交代後には報道陣の取材に応じ、左脇腹の張りで侍ジャパン合流が不透明となったカブス・鈴木誠也外野手について言及する場面もあった。

――3打席ともファーストスイングから振っていた。
「ストライクだと思ったので行きました。たまたま初球、早いカウントで打てそうな球が来たので打ったという感じですかね」

――鈴木誠也選手が左脇腹の張りを訴えた。
「今日検査の結果が出ると言っていたので、大事に至らないことをまず祈りたいですし、無理せずにシーズンも長いので本人の決断を尊重すべきじゃないかなと思います」

――ピッチクロックの印象は。
「切り替えだったり、頭の回転を早くして配球を読むなら読むで早めに切り替えてやらないといけないので。どちらかと言ったら、考え方の部分で立ち遅れたりしないようにするのが大事かなと思います」

――ピッチクロックのルールで投げている時の印象は。
「首を振るタイプなので。去年長かったこともありますし。基本的には自分が首を振って納得のいくボールを投げるタイプなので。なので、自分がおそらく（サインを）出すのから始めようかなと思ってますし、その形がいいのであれば、続けたいなと思っています」

（小谷真弥 / Masaya Kotani）