ダルビッシュが実感…対戦して見えた侍打線の“長所” 1点を重ねる力「強いと思う」

侍ジャパン・ダルビッシュ有【写真:小林靖】
侍ジャパン・ダルビッシュ有【写真:小林靖】

ダルビッシュ有「コンタクト率が高い。そういうところが強いのかな」

 野球日本代表「侍ジャパン」は27日、宮崎キャンプを打ち上げた。メジャー組でただ一人参加したダルビッシュ有投手(パドレス)が取材に応じ、実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板して感じた侍打線の特徴としてコンタクト率が高いこと、また俊足の選手が多いことを挙げた。「そういうところを合わせると強いかなと思う」と、投手の立場から大絶賛だ。

 ダルビッシュは21日と26日に「ライブBP」に登板。村上宗隆内野手(ヤクルト)に一発を浴びた21日は24球、26日は32球を投げた。この投球を通じて「ライブBPで対戦した感じだと、(バットをボールに当てられる)コンタクト率が高い。そういうところが強いのかな」と印象を語った。

 また、26日のソフトバンクとの壮行試合「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎」で、周東佑京外野手(ソフトバンク)が俊足を生かして得点を奪ったのを受け「足の速い選手が多くて、機動力を出せる」とも。秀でたコンタクト能力と脚力が融合されれば「強いかなと思います」と述べた。

 投手に関してもWBC球への対応の早さに感心。「みんな素晴らしい球を投げる。メジャーリーガーでもうまく扱えない選手が多い。これだけ投げられるのは凄い」と称賛していた。

(Full-Count編集部)

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