韓国が注目「日本に超非常事態」 鈴木誠也の怪我に「開幕まで10日も残っていない」

侍ジャパン・鈴木誠也【写真:ロイター】
侍ジャパン・鈴木誠也【写真:ロイター】

脇腹に張り…26日のオープン戦の出場を見送った

 3月9日からのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う日本代表の“異変”に、1次ラウンドで激突する韓国も注目している。カブスの鈴木誠也外野手は25日(日本時間26日)の練習中に左わき腹の張りを訴え、オープン戦の出場を見送った。これを韓国のメディアも一斉に報じ、今後を見守っている。

 韓国メディア「スポーツ東亜」は「WBC日本代表に非常事態」という見出しでこの事実を報じた。「日本代表は鈴木の離脱に備えて打線を再編成しなければならない危機に立たされた。WBC開幕までは10日も残っていない」と、同組で戦う日本の状況に注目している。

 また「マイデイリー」は「最悪の場合WBC不参加も…922億(ウォン)“中心打者”の怪我で日本は超非常」という記事を公開。鈴木が2017年のWBC、2019年のプレミア12、2021年の東京五輪と日本の4番打者であり続けたことを伝え「今回の大会でもなくてはならない存在。しかし突然の脇腹の痛みという“変数”が発生してしまった」と伝えている。

 鈴木は25日(同26日)の練習中に異変を訴え、「4番・右翼」での先発が予定されていたジャイアンツとのオープン戦初戦を欠場し、精密検査を受ける予定となっている。日本代表への参加へ向けた調整についてカブスのロス監督は「彼が必要と感じるなら、それに沿えるように打席数を与えたい」と全面的に協力する意向を示していたが、WBC参加も不透明な状況となっている。

 一方の韓国代表では、中軸の一角を担うと見られていたチェ・ジマン(パイレーツ)が、昨秋に受けた肘の手術を理由に球団の許可を得られず、出場辞退に追い込まれている。

(Full-Count編集部)

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