大谷翔平、投手専念でWBC最終調整へ エ軍監督明言、藤浪晋太郎と9年ぶり投げ合い

エンゼルス・大谷翔平(左)とアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:小谷真弥、球団提供】
エンゼルス・大谷翔平(左)とアスレチックス・藤浪晋太郎【写真:小谷真弥、球団提供】

2イニングを投げる予定、ネビン監督「明日は投げるが打たないだろう」

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地・ジャイアンツとのオープン戦に「3番・指名打者」で先発出場し、2打数1安打だった。初回に中前打を放ち、2試合連続安打をマーク。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ順調な仕上がりを見せた。

 大谷は28日(同3月1日)の敵地・アスレチックス戦で今季初登板に臨む。WBCへ向けた最初で最後の調整登板は2イニングを投げる予定で、フィル・ネビン監督は「明日は投げるが打たないだろう。だから今日打たせた。(調整は)問題ないだろう」と、投手に専念させる意向を明かした。

 藤浪晋太郎投手とは2014年以来9年ぶりの投げ合いとなる。その後に帰国する見通しで、3月上旬に野球日本代表「侍ジャパン」に合流する。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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