鈴木誠也、開幕も暗雲か「可能性は高い」　WBC辞退に広がる懸念「4週間と考えると…」

鈴木は左わき腹痛のためWBC出場辞退を発表した

　カブスの鈴木誠也外野手が、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する野球日本代表「侍ジャパン」を左脇腹痛のため辞退した。米メディアも鈴木の出場辞退を報道したが、痛めた箇所が脇腹ということもあり、あと1か月に迫る開幕を「IL（故障者リスト）で迎える可能性は高いだろう」との見方もある。

　鈴木は出場予定だった25日（日本時間26日）のジャイアンツとのオープン戦前に左脇腹の張りを訴えて練習を中止し、試合も出場せず。26日（同27日）に精密検査を受けた。

　大谷翔平投手、ダルビッシュ有投手らと並んで注目された“メジャー組”の1人がまさかの故障に見舞われ、米メディア「Audacy」は「日本は2番目に良い野手を抜きにして戦わなくてはいけないことになった」と伝えた。

　米メディア「CBSスポーツ」は、今後さらに詳細な検査を経て正確な状態が分かってくるとした上で「開幕まで4週間となり、脇腹の張りということを考えると、開幕をILで迎える可能性は高いだろう」と鈴木の状態を懸念。メジャー2年目のスタートに暗雲が立ち込めている。

（Full-Count編集部）