大谷翔平の“時短策”を指揮官称賛「うまく対処した」 WBCへ順調仕上げ「満足」

オープン戦に先発登板したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
オープン戦に先発登板したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ネビン監督「彼の投球に満足している。3回はもう少し投げたかったからだ」

■エンゼルス 11ー5 アスレチックス(オープン戦・日本時間1日・メサ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2月28日(日本時間1日)、敵地・アスレチックスとのオープン戦で今季初登板に臨み、2回1/3を投げて2奪三振2四球、無安打無失点と好投。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ順調な仕上がりを見せた。フィル・ネビン監督は「彼の投球に満足している。3回も登板したのは、もう少し投げたかったからだ」と語った。

 今季から投球間の時間制限「ピッチクロック」が導入される。走者なしで15秒、走者ありで20秒以内に投球しないと1ボールとなる。大谷は左上腕に付けた電子機器「ピッチコム」で自らサインを出すことで時短を目指している。指揮官には好印象だったようだ。「彼のパフォーマンスはよかった。彼はクロックにうまく対処した。ピッチコムは大きな助けになっている。ローガン(オハッピー)とうまく組んでくれた」と目を細めた。

 この日でアリゾナ1次キャンプを打ち上げ。侍ジャパン合流へ帰国する。3月30日(同31日)のアスレチックス戦で2年連続の開幕投手を務めるが、不安なく送り出すことができそうだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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