ダルビッシュ、中日相手にまさかの死球 150キロ直撃の岡林立ち上がれず退場で騒然
右膝付近に直撃…岡林は両肩を支えられながらベンチ裏へ
野球日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手(パドレス)が2日、バンテリンドームでの合同練習で中日打者を相手に登板した。先頭の岡林勇希外野手に対し、まさかの死球。思わぬ事態に、現地は一時騒然となった。
他球団の選手を打席に立たせのは侍合流後では初めて。3イニング予定の初回、先頭に迎えたのは昨季最多安打を獲得した岡林。しかし、制球を乱して約150キロの速球を右足付近に当てると、岡林は立ち上がれず、両肩を支えられてベンチ裏に下がった。代走に細川が送られた。
その後1死一、二塁からビシエドに左前適時打を浴びると、続く新助っ人アキーノにも連続タイムリーを浴び、23球とかさんだため3アウトになる前にいったん交代した。
ダルビッシュはMLB組で唯一、2月の宮崎キャンプから合流。契約上の規定で3、4両日の壮行試合「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2023 名古屋」には出場できないため、キャンプからフリー打撃に登板するなどして調整してきた。