元助っ人が直面する“MLBの壁” NPBでフル回転も…2戦7失点&3被本塁打で昇格暗雲

昨年まで楽天に在籍したアラン・ブセニッツ【写真:宮脇広久】
昨年まで楽天に在籍したアラン・ブセニッツ【写真:宮脇広久】

元楽天のブセニッツ、元ロッテのゲレーロともに4失点と乱調

 昨季NPBに所属した元助っ人たちが“苦しい春”を過ごしている。昨季ロッテでプレーしたタイロン・ゲレーロ投手と、昨季まで4年間楽天に在籍したアラン・ブセニッツ投手はレッズとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加中。しかし実戦では揃って打ち込まれた。

 1日(日本時間2日)のアスレチックスとのオープン戦。ブセニッツは7番手で登板し、2/3回3安打4失点、1四球1奪三振、2本塁打を浴びる乱調だった。ゲレーロも9番手でマウンドに上がったが、1回4安打4失点を喫した。ブセニッツは現在、2試合計自責点7でワースト2位、被本塁打3はワースト1位タイと苦戦している。

 楽天での4年間で165試合に登板して9勝18セーブ56ホールドとフル回転したブセニッツ。ゲレーロも昨季ロッテで49登板して24ホールドの活躍を見せていた。しかしメジャー昇格に向けて早速躓いてしまった2人。再びメジャーのマウンドに戻るために、アピールを続けていかなくてはならない。

(Full-Count編集部)

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