前田健太、球種バレる“珍事”も打者圧倒 不運お構いなしの好投に称賛の声「文字通り神」

オープン戦のマウンドに上がったツインズ・前田健太【写真:ロイター】
オープン戦のマウンドに上がったツインズ・前田健太【写真:ロイター】

今季2度目の先発で2回無失点

■ツインズ 4ー2 レイズ(オープン戦・日本時間3日・セントピーターズバーグ)

 ツインズの前田健太投手が2日(日本時間3日)のレイズとのオープン戦に先発し、2回2安打無失点と結果を残した。これでオープン戦2試合連続で無失点。右肘靱帯再建のトミー・ジョン手術からの復帰を目指す右腕が、順調に進んでいる。

 前田の状態とは裏腹に、この試合では思わぬハプニングが起きた。MLB公式でツインズ番を務めるパク・ドゥヒョン記者は「捕手のトニー・ウォルターズが耳に装着したピッチコム受信機の音が大きすぎた。だから、レイズの打者は投球する前に全ての球種を知っていた」と自身のツイッターに投稿。2回終了後にブレナン・ミラー球審がロッコ・バルデリ監督に伝えたことにより、音量を再調整したものの、前田のみが投球に影響を受けるハプニングとなった。

 バルデリ監督は「4月ではなくて、今日起きてよかった」とシーズンを見据えた問題解決に笑顔を見せた。この様子を見たファンは「球種バレてて2回無失点はマエケン素晴らしいな」「信じられない」「文字通り神」「キング・ケンタ」と驚きを隠せなかった。

(Full-Count編集部)

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