465億円男に追い討ちかける痛恨“失態” ファン呆れ…米メディア「問題抱えている」

パドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:ロイター】
パドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:ロイター】

本職でないライトの守備で“落球”

 パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手がライトの守備で“落球”し、ファンの怒りを買っている。2日(日本時間3日)に行われたマリナーズとのオープン戦。3回2死1塁の場面で、テオスカー・ヘルナンデス外野手が放った打球に対し、まさかの拙守。打者は二塁へ、一塁走者は三塁まで進んだ。公式記録ではエラーこそつかなかったが、ファンからは「ショートの選手にライトを守らせたらこうなる」「守備面は本当に酷い」との声が上がった。

 タティスJr.は2021年に14年3億4000万ドル(約464億8100万円)でパドレスと契約。遊撃のポジションに君臨するはずだったが、チームは今オフ、レッドソックスからFAとなっていたザンダー・ボガーツ内野手を11年2億8000万ドル(約383億7200万円)で獲得。タティスJr.の外野へのコンバートも視野に入っている。

 米メディア「トーキン・ベースボール」は、タティスJr.に対して「右翼(の守備)で問題を抱えている」と指摘。ファンも首を傾げており「ジーター以来、私が見た中で最も過大評価された選手」「パドレスは何にもましてこの契約を後悔する」と反応している。さらには「ファーストを守らせろ」「将来のDH」など、打撃専念を推す声もあがった。

 ただ、タティスJr.の“本職”を考慮するファンからは「ほぼ経験のない新しいポジションを習得中だし、スプリングトレーニング最初の試合」「修正するまでまだ時間がある」と擁護する声も。賛否あるタティスJr.の外野守備。大物遊撃手らの定位置争いに注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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