大谷翔平、驚異の2打席連発 詰まってるのに“確信弾”…膝つき1号に続き球場騒然

第3打席で2打席連続本塁打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:荒川祐史】
第3打席で2打席連続本塁打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:荒川祐史】

阪神との強化試合に「3番・指名打者」で初出場、日ハム時代の応援歌も

 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は6日、驚異の凱旋アーチショーだ。「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」として行われた阪神戦に「3番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席で1号3ラン、5回の第3打席で2打席連発となる2号3ランを放った。

 初回2死は右腕・才木の154キロに空振り三振に倒れた。豪快アーチは1点先取した3回2死一、二塁だった。低めフォークに膝をつきながらもバットに乗せ、バックスクリーン右へ運んだ。大谷は「時差ボケで体調100%ではなく、甘い球を打ち損じるのは気になりますが、打ったのはスプリットで良いスイングができました」と振り返った。

 衝撃は止まらない。5回2死一、二塁。今度は左腕・富田の142キロを右中間席へ運んだ。打った瞬間にそれと確信する一発。第3打席でもアーチをかけた。京セラドームはどよめきがやまなかった。

 大谷が日本でプレーするのは日本ハム時代の2017年10月9日の楽天戦以来1974日ぶりとなる。左翼の侍ジャパン応援席からは日本ハム時代の応援歌が流れた。侍ジャパンでのプレーは2016年11月13日のオランダとの強化試合(東京ドーム)以来2304日ぶりで、本塁打は2016年11月12日以来2305日ぶり。侍ジャパンでの1試合2本塁打は初めてだ。

 大谷は1日夜に帰国し、3日にチームに合流した。この日の試合前練習ではブルペン入り。その後のフリー打撃では24スイングで6本の柵越え。5階席への2発を含むアーチショーを見せた。9日の1次ラウンド・中国戦に向け、順調すぎる仕上がりだ。

【実際の様子】詰まっているのにスタンドインの衝撃…大谷翔平が放った2本目の一発

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