大谷翔平、余裕のファン“煽り”「まだまだ声援足りない」 衝撃の2打席連発には淡々

2本塁打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:荒川祐史】
2本塁打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:荒川祐史】

片手打ち&どん詰まりの2打席連続弾

 野球日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラドームで阪神と「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」を戦い、8-1で勝利した。「3番・DH」で先発した大谷翔平投手(エンゼルス)は2打席連続で3ラン。試合後のヒーローインタビューでは「今日も本戦ではないのできっちり分けて、臨みたいなと思います」と9日に開幕する本戦に集中する構えを見せた。

 大谷は初回の打席こそ阪神・才木の前に空振り三振に倒れたものの、3回2死一、二塁で迎えた第2打席では左膝を付くほど体勢を崩されながら、右手1本のスイングでバックスクリーン右のスタンドまで運んだ。5回にも走者を2人置いて打席に立ち、今度は富田の高め直球に詰まりながらも強引に中堅右のスタンドへ運んだ。

 大谷は1本目の3ランを「1打席目にちょっと反応悪いかなと思ったんですが、何とか修正しながら、いい打席だったと思います」と振り返り、2本目も「少し詰まりましたけど、力で何とか運べて良かったかな」とした。

 さらにスタンドを「まだまだ声援が足りないので。もっともっと大きな声援を」とあおり、大歓声を受けてベンチへ引き上げていった。

(Full-Count編集部)

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