佐々木朗希ら「どれだけの才能がいるのか」 米も注目した侍Jの“若き3人”

侍ジャパン・山本由伸(左)と佐々木朗希【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・山本由伸(左)と佐々木朗希【写真:荒川祐史】

WBCチーム戦力分析で日本は3位

 MLB公式が第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予想順位を発表した。ウィル・レイッチ記者とマイク・ペトリエロ記者が「WBC最高のチームは?」と題して公開。ドミニカ共和国、アメリカに次いで、日本は3位だった。

 ペトリエロ記者は「トップグループに属するのは3チーム」だと優勝を争う予想を立てた。続けて「セイヤ・スズキが怪我によって大会を欠場しないといけないことは残念」と、左脇腹を痛めてWBC出場辞退した主軸の不在を指摘。ただ、投手力に一目置いており「ローテーション上位にはユウ・ダルビッシュ、ショウヘイ・オオタニがいる」と力説した。

 また、ペトリエロ記者は「侍ジャパンはMLBでプレーしないハイレベルな選手が最も多く集まったチーム」と強調。「アメリカのファンはムネタカ・ムラカミ、ロウキ・ササキ、ヨシノブ・ヤマモトなどに馴染みがないかもしれない。どれだけの才能がいるかを見逃してしまうリスクがある」と将来のメジャー候補生の名前をあげた。

 1位にドミニカ共和国を選出した理由は「フリオ・ロドリゲス、フアン・ソト、マニー・マチャドの上位打線を想像してほしい」と打線の強さをあげたペトリエロ記者。アメリカを2位予想したレイッチ記者は「この大会で2番目に優れたラインナップ」と言及。しかしながら「ブルペンは先発陣よりはずっと強力。明らかな弱点は先発投手」と厳しい意見も忘れなかった。

 日本と同じプールBを戦う韓国は10位だった。レイッチ記者は「最も知名度のある選手は、カージナルスのトミー・エドマンとパドレスのキム・ハソンだ。でも(最も人々を)引き付けるスターは間違いなくスラッガーのイ・ジョンフ。来年メジャーでおそらくプレーするはずだ」と韓国球界の昨季MVPに期待した。さらに「韓国は間違いなくプールBを通過するだろう。つまり、イ・ジョンフを米国での最大のステージで見ることができる」と語った。

(Full-Count編集部)

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