大谷翔平が起こす“化学反応” 村上宗隆を目覚めさせた凡打での「ナイススイング」

本塁打を放った村上宗隆(左)を迎える侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
本塁打を放った村上宗隆(左)を迎える侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

村上は大谷に感謝「前を向かせてもらえますし、プラスな言葉をかけてもらえる」

 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)が7日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」として行われたオリックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で痛烈な中前打を放った。4回に代打を送られて途中交代。1打数1安打1四球だった。帰国後の2試合は計4打数で2本塁打を含む3安打6打点。万全の状態でWBC開幕を迎える。

 連日の快音は初回1死一塁だった。右腕・東から中前へ打ち返し、吉田の先制打と村上の左中間3ランを演出した。エンゼルスでのオープン戦2試合と合わせた実戦は計4試合で9打数5安打の打率.556、OPS2.044をマーク。確かな自信を胸に、9日のWBC1次ラウンド・中国戦へ向かうことができそうだ。

 頼もしいのはバットだけではない。3冠王の“お目覚め”もアシストした。村上が前夜の阪神戦で大きな二飛を放った際、大谷はベンチで拍手する姿を見せた。「『ナイススイング』と。すごく前を向かせてもらえますし、すごくプラスな言葉をかけてもらえるので。『よし、次は僕も頑張ろう』と思っていますし……。とにかく頑張ります」と村上。この日、悩める大砲は実戦6戦目で初アーチ。大谷はホームベース付近でハイタッチで出迎え、3冠王の復活を喜んだ。

 大谷らメジャー組が合流して2試合。時間は決して多くはなかったが、栗山監督は手応えを感じているようだ。「アメリカから来て時差とか大丈夫かなと思ってましたけど、とにかく元気でいてくれることが一番なので。そういう選手たちが化学変化を起こして、日本らしい素晴らしい野球をやってくれると信じています」。NPB組とメジャー組の融合は世界一奪回へ欠かせない。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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