大谷翔平とダルビッシュが起こした“化学変化” 左腕が感謝「投手は家族のよう」

侍ジャパン・ダルビッシュ有(左)と大谷翔平【写真:荒川祐史】
侍ジャパン・ダルビッシュ有(左)と大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平と野球ができていることが「僕らの素晴らしい財産」

 野球日本代表「侍ジャパン」の今永昇太投手(DeNA)が8日、東京ドームで行われた「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」の公式記者会見に臨み、ダルビッシュ有投手(パドレス)、大谷翔平投手(エンゼルス)に感謝した。宮崎キャンプから参加したダルビッシュの存在で投手陣は家族のように結束が高まったといい、大谷と一緒にプレーすることは「財産になる」と語った。

会見に臨んだ侍ジャパン・今永昇太【写真:荒川祐史】
会見に臨んだ侍ジャパン・今永昇太【写真:荒川祐史】

 侍投手陣の結束力を問われた左腕は「みんなが家族のよう」と表現した。「冗談を言うし、技術を教え合ったり、お互いを高め合ったり、時には弱みを見せながら関係を築けている」とし、ダルビッシュに言及。「宮崎キャンプから来ていただいたダルビッシュさんにはホントに感謝。あの人がいなければ今、このような状況、こんな心境で投手陣が臨めなかった」と述べた。チーム最年長36歳の気遣いが投手陣に一体感をもたらしたことに感謝した。

 今月3日に合流した大谷に関しても「野球ファンとして見ていて、練習する姿も絵になる」と絶賛。「(大谷の)行動を見ることが先の野球人生に繋がっていく。彼と野球ができていることが僕たちにとって素晴らしい財産」と述べた。日本が誇る両者の影響力は凄まじく、栗山英樹監督が言うように確実に“化学変化”をもたらしているようだ。

(Full-Count編集部)

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