大谷翔平、167キロ高速タイムリーで雄叫び 韓国を突き放す、2試合連続マルチ

第4打席で右前適時打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:荒川祐史】
第4打席で右前適時打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:荒川祐史】

1次ラウンド・韓国戦に「3番・指名打者」で先発出場

 野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は10日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」の韓国戦(東京ドーム)に「3番・指名打者」で先発出場した。5回の第3打席で右翼線二塁打を放つと、6回の右前適時打で2試合連続マルチ安打をマークした。

 初回2死は空振り三振に倒れ、3回無死二、三塁は申告敬遠で勝負を避けられた。5回無死では3番手グァク・ビンから快音を飛ばした。右翼線を破る一打は打球速度108.7マイル(約174.9キロ)。悠々と二塁ベースに到達した。1死三塁から吉田の右犠飛で6点目のホームを踏んだ。

 3点リードの6回無死満塁では右前へライナーで打ち返した。打球速度103.7マイル(約166.8キロ)。2試合連続打点となるタイムリーで韓国を突き放した。塁上では雄叫びをあげた。

 前日9日の中国戦では「3番・投手」で投打同時出場。最速160キロで4回5奪三振1安打無失点と試合を作り、バットでは4回に左中間フェンス直撃の2点二塁打を放った。4打数2安打2打点と投打に渡る活躍を見せた。リアル二刀流から一夜明け、打線の中心で奮闘している。

【実際の動画】初球をとらえた弾丸タイムリー! 大谷翔平が放った痛烈な右前適時打

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