佐々木朗希を米記者大絶賛「バーランダーのようだ」 大谷との縁に驚愕「どんな教育を」

チェコ戦に先発した侍ジャパン・佐々木朗希【写真:Getty Images】
チェコ戦に先発した侍ジャパン・佐々木朗希【写真:Getty Images】

MLB公式サイトのクレア記者は佐々木朗希を絶賛「信じられないパフォーマンス」

 野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手は11日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」のチェコ戦(東京ドーム)で“世界デビュー”を飾った。最速101.9マイル(約164キロ)の剛速球を武器に、4回途中8奪三振2安打1失点で勝利投手に。MLB公式サイトのマイケル・クレア記者は通算244勝右腕ジャスティン・バーランダーの名前を挙げて大絶賛した。

 初めて見る佐々木の剛速球ショー。100マイル超えは全66球のうち21球を数えたが、クレア記者にとっては衝撃的だったようだ。「信じられないパフォーマンスだ。まるで公園を散歩しているかのようにリラックスしているのにボールは力強い。ササキの投球を見ることを楽しみにしていたが、評判通りの投球。彼は全てに応えてくれた」と目を丸くした。続けて2011、2019、2022年とサイ・ヤング賞を3度受賞した40歳右腕を引き合いに出した。「ジャスティン・バーランダーを思い出させるものがあった。(28歳だった2011年に)サイ・ヤング賞を取る前の投球にそっくりだ」と賛辞の言葉を並べた。

 クレア記者は2日前に大谷翔平投手(エンゼルス)の投球を生でチェックした。大谷と佐々木はどちらが優れた投手か――。米記者の間でもしばしば話題になる論争だが、クレア記者はどう見たのか。「現時点ではわずかながらオオタニに軍配をあげたいね。オオタニは地球上で最も偉大な野球選手だ。でも、思っていたより両者の実力差は接近している。ササキはまだまだ若い。可能性を感じますね」。

 大谷、佐々木両投手は同じ岩手県出身。クレア記者は「すごい縁ですね。どんな教育をしているのか。ぜひ知りたいですね。やっていることは絶対に正しいことをしているから、みんな真似するべきだ」と大興奮だった。いずれにしても世界へインパクトを与える投球となった。

【実際の映像】「バーランダーのようだ」164キロに米衝撃…世界デビューした佐々木朗希の剛球

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