侍J、1次R全勝で首位突破 大谷翔平が看板直撃の決勝3ラン、4戦38得点と猛打炸裂

第1打席で本塁打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
第1打席で本塁打を放った侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷が初回に看板直撃の3ラン、山本は4回8奪三振無失点で勝ち投手に

 野球日本代表「侍ジャパン」は12日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」のオーストラリア戦(東京ドーム)に7-1で快勝し、1次ラウンド4連勝でプールBの首位突破を決めた。3番の大谷翔平投手(エンゼルス)が初回に看板直撃の先制3ラン。先発の山本由伸投手(オリックス)は4回8奪三振1安打無失点で勝利投手となった。

 二刀流のバットが火を噴いた。大谷は初回無死一、二塁で先制3ラン。右中間上空の自身の顔が映る看板に直撃する特大120メートル弾だった。4回無死満塁の押し出し四球と合わせて1試合4打点の大活躍。打線は2回にはラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)、近藤健介外野手(ソフトバンク)の連続タイムリー。2回までに5点のリードを奪って試合を決めた。1次ラウンドは4試合で計38得点と打線が活発だった。

 山本の後を受けた2番手・高橋奎二投手(ヤクルト)ら救援陣も好リリーフを見せた。この日、韓国がチェコを下し、侍ジャパンは試合前に1次ラウンド突破を決めていたが、1次ラウンド4戦全勝で16日の準々決勝(東京ドーム)へ駒を進めた。

(Full-Count編集部)

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