ヌートバーが日本のファンの心を掴むワケ　観客に見せた“礼儀”に称賛殺到「素敵」

初回の守備につく際に、ファンの声援に帽子を取って深々とお辞儀

　野球日本代表「侍ジャパン」のラーズ・ヌートバー外野手（カージナルス）が、連日ファンの心を掴んでいる。12日の「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」の豪州戦（東京ドーム）に「1番・中堅」で先発出場すると、3打数1安打1打点1盗塁の活躍を見せた。この試合ではプレーだけでなく、守備に就く際に見せた“振る舞い”にも注目が集まっていた。ファンからは「本当に礼儀正しい」「ますます好きになる」との声が上がっている。

　初回の第1打席で四球を選んでチャンスメークすると、大谷の本塁打で生還した。その裏、守備につく際には観客の声援と拍手に応え、帽子を取って四方にお辞儀を見せた。その行動に対して、場内からはさらに大きな拍手が送られた。

　今月2日に来日してまだ10日しか経ってないが、強化試合と1次ラウンドでは全試合で安打を放ち、すっかりとチームに馴染んでいる。WBC公式ツイッターが動画を公開すると、礼儀正しい振る舞いに、日米のファンが注目。「とても丁寧に挨拶されていて素敵だなと思いました」「たっちゃんも大和魂の持ち主だから当然よ」「尊い」「ファンにならずにいられない」「自身のルーツの国への敬意……短時間で人気者になった理由」とのコメントが寄せられた。