引退意向の元燕バレンティン「幸せでした」 1次R敗退で幕「全力を尽くした」

オランダ代表のウラディミール・バレンティン【写真:Getty Images】
オランダ代表のウラディミール・バレンティン【写真:Getty Images】

オランダ代表は2勝2敗で1次R敗退…バレンティンは4試合で打率.364

 ヤクルト、ソフトバンクでNPB通算301本塁打を誇り、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を最後に現役引退の意向を示していたオランダ代表のウラディミール・バレンティン外野手が、自身のインスタグラムを更新。「このチームでプレーできて幸せでした」などと思いを明かした。

 オランダ代表はプールAに属していたが、1次ラウンドで敗退。キューバ、パナマ相手に2連勝を飾ったが、台湾とイタリアに敗れ、大混戦の中を勝ち抜くことができなかった。38歳のバレンティンは4試合に出場して打率.364(11打数4安打)、1打点をマークしていた。

 バレンティンは「3度目のWBC、そしてWBCに最後の参加をできて幸せでした。良い思い出がたくさん残りました。母国のために全力を尽くしてインパクトあるプレーをしました。とてもいいチームで、みんなのことを誇りに思っています。ただ、目標に届きませんでした。みんなありがとう」と綴った。

 2011年にヤクルトに入団したバレンティンは、2013年にはシーズン最多記録を更新する60本塁打を放つなど3度の本塁打王、打点王1度、最多出塁率2度と活躍した。2020年にソフトバンクへ移籍し、2021年限りで退団した。

(Full-Count編集部)

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