大谷翔平、最速160キロで初回1安打無失点 「うぅあぁ!」ドームに気合いの唸り声
準々決勝・イタリア戦に「3番・投手」で投打同時出場
野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は16日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝ラウンド 東京プール」のイタリア戦(東京ドーム)に「3番・投手」で投打同時出場した。初回は最速160キロを武器に1安打無失点に抑えた。
注目の立ち上がり。初回、先頭・フレリックを空振り三振、ロペスを158キロで三ゴロに仕留めた。ドミニク・フレッチャーには中前打を許したが、サリバンを二ゴロに打ち取った。投球時に発する「うぅあぁ!」の唸り声がドームに響いた。
今大会から「大谷ルール」が採用され、降板後も指名打者として出場できる。大谷は「負けたら終わり。僕だけで試合をするわけでもない。全員でつないで最終的に1点でも多く取っていればいい」と語っていた。
準々決勝の球数制限は80球で、1次ラウンドの65球から増える。5大会連続の4強入りへ、ダルビッシュ有投手(パドレス)もブルペン待機。栗山英樹監督は「ここから違う戦いが本当に始まると思っている。投手も野手も全員で行く」と総力戦で勝ち抜く覚悟だ。
(Full-Count編集部)