喜びながら負傷の最強守護神、右膝手術で今季絶望 136億円契約のメッツ大打撃

試合後に負傷したプエルトリコ代表のエドウィン・ディアス【写真:ロイター】
試合後に負傷したプエルトリコ代表のエドウィン・ディアス【写真:ロイター】

3者連続三振で歓喜→喜んでいる最中に倒れ込んで車椅子退場

 プエルトリコ代表として出場する第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で負傷したエドウィン・ディアス投手について、所属球団のメッツは16日(日本時間17日)、右膝の膝蓋腱断裂だと発表した。昨季終了後に救援投手では史上最高の5年1億200万ドル(約136億円)で契約延長したばかり。準々決勝に進んだプエルトリコにとっても、メッツにとっても大打撃となった。

 米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「ディアスは手術が必要で、シーズンを全休する見込みだ」と報道。メッツ公式ツイッターも、この日に手術が行われることを報告した。

 ディアスは15日(同16日)の1次ラウンド・プールDのドミニカ共和国戦で、3点リードの9回に登板。3者連続三振と圧倒してチームメートと歓喜の瞬間を迎えた。しかし、喜んでいる最中にその場に倒れ込んで周囲は騒然。車椅子で退場する事態となった。

 思いも寄らない離脱に、ファンは絶望。「最悪だ」「本当に悲しいニュースだ」「本当に残念だ。メッツだけでなく、野球界全体が彼の不在を感じることになるだろう」と心配する声が相次いだ。

(Full-Count編集部)

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