侍Jの“圧倒的な強さ”に米メディア驚愕 指標軒並みトップ「明らかな優勝候補」

侍ジャパン・吉田正尚(右)【写真:Getty Images】
侍ジャパン・吉田正尚(右)【写真:Getty Images】

防御率、安打率、与四球率、奪三振率、出塁率で軒並みトップ

 野球日本代表「侍ジャパン」の強さに、米メディアが驚きを隠せないでいる。1次ラウンドは安定の全勝で、16日に行われた「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝ラウンド 東京プール」のイタリア戦も圧勝。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「日本はWBCで間違いなく他国を圧倒している上に明らかな優勝候補のひとつのまま」とつぶやいた。

 スポーツ専門メディア「ベースボール・アメリカ」のJJ・クーパー編集長は「日本はWBCでここまで無傷の5勝0敗で準決勝に進出するが、それだけではない」と数々の指標を紹介。防御率1.80、安打率(9イニングあたりの安打数)5.2、与四球率1.0、奪三振率12.6、出塁率.475はいずれも出場20チームの中でトップ。長打率.521こそ2位だったが、得失点差はなんと+36。最も競った試合でも6点差という盤石の展開に触れた。

 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は「マサタカ・ヨシダの10打点はWBC1大会での日本代表の個人記録で、日本代表に限らなくてもWBC1大会での個人の打点としては3位タイの数」と紹介。2017年にウラディミール・バレンティン(オランダ)が記録した12打点、2009年のキム・テギュン(韓国)の11打点に続く記録だ。準決勝以降で大会記録を塗り替える可能性もある。

 ナイチンゲール記者は「日本相手に番狂わせを演じる国はあるのだろうか? アメリカ? プエルトリコ? ベネズエラ? キューバ? メキシコ?」とポツリ。3大会ぶりの悲願に向け、侍戦士たちの快進撃は止まらない。

(Full-Count編集部)

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