エ軍オーナーが明かす大谷翔平との“交渉方針” 残留したいのか「本人が答えを」

球団売却中止に「声を上げる少数派は常に存在するものだ」

 一方で、ぜいたく税の超過課税について「私たちは1億ドル(約131億8500万円)を失う立場にはない。年間5000万ドル(約65億9200万円)、または1億ドルを失い続けてこのビジネスを維持することはできない」と、選手らへの年間支払いに関して球界で最も多くの資金を投じるチームたちと競る立場にはないことも口にした。

 昨年8月に球団売却などを検討する手続きを開始したと発表も、今年1月に調査を終了して2023年以降も所有権を継続することを発表した。ファンからは失望や猛反発があったが「決して満足することなく声をあげる少数派は常に存在するものだ」と受け止めた。

 さらに、チームを高値で購入したばかりの新オーナーはチケットを引き上げる可能性があることを示唆し、「我々は常に手頃な価格で維持しようとしてきた。私が(オーナーに)就任した日から、チケットも飲み物、食べ物、グッズも手頃な価格だ。他の球場に行ったあとに、私たちの価格と比較してほしい。メディアはこれをあまり話題にしたくないようだが、私たちは本当に、手頃な価格でファンたちに(野球)体験を提供している」と強調した。

(Full-Count編集部)

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