メキシコ監督、日本の粘りを絶賛「帽子を脱ぐしかない」 サヨナラ負けも悔いなし
9回に村上にサヨナラ打浴びる「帽子を脱ぐしかない」
メキシコは20日(日本時間21日)、米国フロリダ州マイアミのローンデポ・ボールパークで行われた「第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)」準決勝・日本戦に、5-6でサヨナラ負けを喫した。試合後、メキシコのベンジー・ギル監督は「日本に帽子を脱ぐしかない」と悔しそうに振り返った。
メキシコは3回、ルイス・ウリアス内野手(ブルワーズ)が佐々木朗希投手(ロッテ)から先制3ランを放って試合の主導権を握った。7回に同点に追いつかれるも8回に2点を勝ち越し、最後まで日本を苦しめた。指揮官は「もちろん持っているものすべて全力を尽くした。メキシコも今までで一番高いレベル。投手も素晴らしかったと思いますし、ホームランも素晴らしかったと思います。これをできていればよかったと後悔するものは何もありません」と、惜しくも涙を飲んだ選手たちを称えた。
9回には先頭の大谷翔平投手(エンゼルス)に二塁打を許し、その後無死一、二塁から村上宗隆内野手(ヤクルト)にサヨナラ打を浴びた。「(日本は)最後のイニングに素晴らしいつながりがあったと思います。日本に帽子を脱ぐしかない」と侍ナインを称賛した。
(Full-Count編集部)