大谷翔平、決勝リリーフの可能性十分 栗山監督は否定せず「選手が球団と話している」

侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:Getty Images】
侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:Getty Images】

エ軍ネビン監督は大谷の1イニング限定リリーフを容認

 野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は21日(日本時間22日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝・米国戦(ローンデポ・パーク)前の公式会見に出席。大谷翔平投手(エンゼルス)、ダルビッシュ有投手(パドレス)のリリーフ起用について、「チームからお預かりをしているので、日本の投手を含めて確認している。行くのであれば、そういったものを踏んでいく。もちろん選手が球団と話しているので、それを含めて」と否定しなかった。

 大谷は大一番でのリリーフ登板について、「自分にできることは何でもしたい」と20日(同21日)の準決勝・メキシコ戦後に意欲。この日、エンゼルスのフィル・ネビン監督が1イニング限定で容認したと、米複数メディアが伝えていた。栗山監督は「可能性はゼロではない」とリリーフ・大谷に慎重な姿勢を見せているが、3大会ぶりの世界一へ、勝負の一手を打つのだろうか。

 米国代表はマイク・トラウト外野手(エンゼルス)ら豪華メンバーが揃っている。栗山監督は「錚々たるメンバーがいるが、勝つチャンスはある競技。臆することなく、正面からぶつかってくださいと(選手に)話している。非常に楽しみだしワクワクしている」と米国との頂上決戦を見据えていた。

(Full-Count編集部)

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