大谷翔平の打撃練習で広がった“異様な光景” 米メディアも衝撃「狂気じみたこと」

フリー打撃に登場した侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
フリー打撃に登場した侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

試合前の打撃練習はWBCの注目の的だった…決勝戦前も“豪快弾”連発

 3大会ぶりの頂点へ挑む野球日本代表「侍ジャパン」は21日(日本時間22日)、ローンデポ・パーク(米フロリダ州マイアミ)で「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の決勝戦を米国代表と戦う。大谷翔平投手(エンゼルス)は試合前にフリー打撃を行い、バックスクリーン右にある大型ビジョン直撃の推定150メートル弾を放った。その様子を目撃した「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「今まで見てきたなかで最高の打撃練習だった」と連日の“アーチショー”驚きを伝えている。

 練習開始前にはエンゼルスで同僚のマイク・トラウト外野手と握手やハグで挨拶。記念撮影も行った。その後のフリー打撃で、22スイングを披露。特大弾を含む10本の柵越えで決戦に備えた。「センター深くにあるマイアミ大学の看板に当てた。信じられない」と衝撃を受けた。

 WBCの熱や、アーチ量産の光景には、米国内に留まらない。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のカイル・アダムス氏は「オオタニが私たちに向けて放つ打球は、2021年ホームランダービーのフラッシュバックのようだ」と言及。また、米メディア「トーキン・ベースボール」では大谷の打撃練習時の客席を紹介。連日、ホームランボールを追いかけるファンがおり「こんなにも2階席で立っていることは狂気じみたことだ」と注目していた。

(Full-Count編集部)

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