大谷翔平、世界一に万感「素晴らしい経験」 9回守護神も自信「行けるんだと」

胴上げ投手となった侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】
胴上げ投手となった侍ジャパン・大谷翔平【写真:Getty Images】

トラウトから空振り三振を奪い、大谷はグラブ投げ捨て歓喜

 野球日本代表「侍ジャパン」は、21日(日本時間22日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝・米国戦に勝利し、3大会ぶりの世界一に輝いた。9回には大谷翔平投手(エンゼルス)が守護神として登板。2死から、エンゼルスでチームメートのマイク・トラウト外野手から三振を奪って歓喜の瞬間を迎えた。試合後のインタビューでは「打たれても抑えても悔いの残らない球を投げたいなと思っていたので、素晴らしいバッターですし、なんとか抑えられてよかった」と喜びを語った。

「3番・指名打者」で出場し、7回には遊撃内野安打を放った。5回終了後からブルペンとベンチを往復し、9回に7番手としてマウンドへ。1点リードを守り切って胴上げ投手となった。2016年以来の守護神については「(クローザーは)1度経験しているので、その経験が準備の仕方だったり、行けるんだ、という気持ちにしてくれた」と語った。

 前回大会王者を下しての3大会ぶりの世界一。大谷はメジャーリーグのスーパースターとして、日本代表の先頭に立った。「国を代表して戦うという誇らしさもそうですし、自分の国のトップの選手、各国の素晴らしい選手とやるのは良い経験だったと思います」と振り返った。

(Full-Count編集部)

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