ヌートバー母にテレビ出演依頼殺到 グラウンドで大忙し…息子にも通じる“人気の秘訣”

決勝戦後に栗山英樹監督と写真撮影を行ったラーズ・ヌートバーの母、久美子さん(右から2番目)【写真:Getty Images】
決勝戦後に栗山英樹監督と写真撮影を行ったラーズ・ヌートバーの母、久美子さん(右から2番目)【写真:Getty Images】

大魔神に興奮…栗山監督から「杉谷がお世話になりました」

 野球日本代表「侍ジャパン」に、日系人で初めて選出されたラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)の母・久美子さんが大人気だ。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンのリードオフマンとして世界一に貢献したヌートバーに負けず劣らずの明るい性格。今、テレビ業界から出演依頼が殺到しているという。

 世界一を決めた21日(日本時間22日)の試合後は、グラウンドで大忙しだった。キー局の番組に何度も出演。大魔神こと、元横浜の佐々木主浩氏を見て大興奮して握手したり、栗山英樹監督から「杉谷(拳士氏)ともどもお世話になりました」とあいさつを受けたり……。まさに引っ張りだこだった。

 ヌートバーは大会前「言語の壁もあるので不安もある」と話していたが、持ち前の明るい性格でチームにすぐさま打ち解けた。お決まりのペッパーミルパフォーマンスは日本で大流行。戦いの場を米国に移すと、日本中で“ヌートバーロス”が沸き起こった。栗山監督が召集前、「大好きになる」と言っていた理由を、皆が理解できたに違いない。

 その性格は母譲りだ。久美子さんは常に笑顔でメディアに対応する。「ご飯はよく納豆ご飯を食べてました」「いつもフェイスタイム(ビデオ通話)で連絡とっていますが、最近はチャットばかりです」。着飾ることなく語る姿が、記者やテレビ局の人間の心をつかんでいる。

 試合後、複数のテレビ局が久美子さんに出演を依頼。久美子さんも笑顔で対応しつつ「全然いいんですけど、まだ、いつ日本に行くかとか決まってないですよ~」と答えていた。今やヌートバーは国民的英雄の一人。久美子さんへの注目もまだまだなくなることはなさそうだ。

(Full-Count編集部)

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