ダルビッシュ、パドレス帰還で再始動「元気です」　年下の侍戦士から「色々と勉強」

キャッチボール、遠投、守備練習を行った「自分のペースでいろんなことをできる」

　野球日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手は23日（日本時間24日）、アリゾナ州ピオリアのパドレス球団施設で再始動した。ボブ・メルビン監督ら首脳陣に挨拶。シーズン開幕へ向け、「自分のペースでいろんなことをできる環境に戻ってきたので。昨日も家でゆっくりできましたし、今日は全然元気ですね」と語った。

　WBCでは1次ラウンド・韓国戦で3回3安打3失点で勝利投手に。準々決勝・イタリア戦、決勝・米国戦と慣れないリリーフとしても奮闘した。宮崎での強化合宿から参加。チーム最年長選手として引っ張ったが、年下選手から学ぶことも多かったという。「たくさんありすぎて、一人一人と意見交換はしていたので。個人個人いろいろと勉強になることはありましたし、なによりいい関係になれたことが良かったです」と振り返った。

　この日はキャッチボール、遠投、守備練習を行った。「帰ってきて自分のルーティンに戻れば、体の疲れであったりとか精神的な部分というのはだいぶ変わってくると思うので。そこからどういう球を投げるかというところになってきますから。そこはまず一番最初にフォーカスをして、開幕までどうとかというよりは、これからちゃんとそこもピッチングコーチと話をして、どうやってやっていくかというところなので。そこはゆっくりやります」と前を向いていた。

（Full-Count編集部）