元巨人助っ人が描く再来日「もう1シーズンプレーを」　日本人は「野球を愛している」

マイコラスは2015年から3年間巨人でプレー、通算31勝13敗、防御率2.18

　元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が、2015年から3年間を過ごした日本に感謝の思いを明かした。MLB選手会の「MLBプレーヤーズ・メディア」で「彼ら（日本人）は野球を愛している。僕は東京で起きた全てのこと、そして巨人の全ての人たちに心から感謝している」と語った。

　マイコラスは来日1年目だった2015年にいきなり13勝、防御率1.92をマーク。翌年は故障もあり4勝に終わったが、2017年は開幕投手も務めて14勝を挙げた。NPB通算62登板で31勝13敗、防御率2.18。同年限りで自由契約となり、カージナルスに復帰したが、ローレン夫人も美人妻として日本で大きな人気を呼んだ。

「ある時、彼女が（ファンから）写真を求められて、僕が撮ってくれって頼まれることがあった。その時僕は『クール、これは素晴らしい！』という感じだったよ」とマイコラスは当時の思い出を懐かしんだ。

　2018年に18勝を挙げて最多勝に輝き、2018年、2022年と2度のオールスターに選出された。第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では米国代表の一員として戦った右腕だが、今も日本への思いは強い。「妻と代理人にも、向こうに戻ってもう1シーズンプレーすることについて話をしているんだ。子どもたちに僕たちが暮らしていた（東京の）場所を見せることができればってこともね」。現在34歳のマイコラスは、常に日本のことを思っている。

（Full-Count編集部）