大谷翔平vsヌートバーが日本で実現の可能性 カージナルス来日を視野「検討している」

侍ジャパン・大谷翔平(右)とラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】
侍ジャパン・大谷翔平(右)とラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】

大谷翔平とヌートバー、今季は5月上旬に激突

 野球日本代表「侍ジャパン」は、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの世界一に輝いた。投打二刀流で大会MVPの活躍を披露したエンゼルスの大谷翔平投手、初の日系人選手として躍動したカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手ら「メジャー組」も所属チームに戻った。エンゼルスとカージナルスは5月上旬に3連戦があり、2人は今度、敵同士で顔を合わせる。

 WBCでは歓喜をともに味わったが、次は火花を散らす。米地元紙「セントルイス・ポストディスパッチ」では、次回大会が見込まれる2026年大会でも日本代表でプレーすることを約束した上で、腕時計を(大谷から)プレゼントされたというヌートバーの胸中を紹介。良好な関係のまま、対峙する。

 さらには、カージナルスが来日する可能性についても言及し「カージナルスは、球団のブランドを世界中に広めようと積極的に取り組んでいる」と紹介。各国で認知度を上げるために「6月に行われるロンドンシリーズに選ばれることを優先してきた。過去には、メキシコでのシリーズにも参加。今後は、日本や韓国で開催されるシリーズやエキシビションへの参加に向けてメジャーリーグに働きかける予定だ」と報じている。カージナルスが日本開催を行うタイミングで、大谷が対戦相手にいる可能性もありそうだ。

 カージナルスのジョン・モゼリアック編成本部長は「将来的に検討しているよ。特に今は、選手がいるからね」と語っている。チームには元巨人のマイルズ・マイコラス投手と元日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手も在籍しており、日本の情報は手に入りやすい。

 大谷とヌートバーの“共演”を、2026年開催が見込まれるWBCより先に、日本で見られる可能性がある。

(Full-Count編集部)

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