「優勝の瞬間はベンチにいた」 WBC2本塁打も…DeNA牧秀悟に芽生えた新たな目標

チームに合流したDeNA・牧秀悟【写真:宮脇広久】
チームに合流したDeNA・牧秀悟【写真:宮脇広久】

チーム合流「ベイスターズでもああいう風に優勝したい」

 侍ジャパンの一員として第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝に貢献したDeNAの牧秀悟内野手が26日、ベルーナドームで行われる西武とのオープン戦前にチームに合流した。

 牧はWBCで打率.200(15打数3安打)。吉田正尚外野手(レッドソックス)、岡本和真内野手(巨人)と並んで侍ジャパンで最多の2本塁打を放った。「次(2026年の第6回WBC)も出たい。優勝の瞬間はベンチにいたのですが、スタメンで出るのが一番だと思いました」と新たな目標も生まれた。

「吉田正尚さんは結構全力でバットを振りますが、練習の時からトレーニングを兼ねて全力で振ると聞いたので、取り入れたい」と目を輝かせる。一方、「これまであまり深くしゃべれなかった岡本さんと話せて、すごく面白い人でした。お兄ちゃんみたいな感じで、ずっと一緒にいさせてもらいました」と明かした。

「ここからが本当のシーズン。ベイスターズでもああいう風に優勝して、みんなでマウンドに集まって喜びを分かち合いたいと、すごく思いました」と、チームの25年ぶりの優勝へ、目標を切り替えた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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