柳田も絶賛「思った以上に上手くてびっくり」 強烈打球をファンが美キャッチ

ソフトバンク・栗原陵矢(左)と柳田悠岐【画像:PLM】
ソフトバンク・栗原陵矢(左)と柳田悠岐【画像:PLM】

外野手のコツを聞かれた柳田「サングラスですね…」

 パ・リーグ6球団の春季キャンプで、特別企画として公式戦タイトルパートナーを務める「パーソル」が「選手のトレーニングパートナー」を募集し、ファンが選手の打球をキャッチする“夢の時間”が実現した。宮崎・生目の杜運動公園でのソフトバンクキャンプでは、児玉和也さんと矢野亜由美さんが白球を追った。

 児玉さんは以前、社会人チームでプレーをしていたが、福祉施設で働いていることもあり、コロナ禍をきっかけに野球から離れたという。矢野さんは栗原陵矢外野手の大ファン。普段は会社員として働き、選手としてもプレーした会社のソフトボール部のマネジャーを務めている。

 本番前に参加者2人に柳田悠岐外野手が近づき「野球してました?」と話しかける。外野手のコツを問われると「サングラスですね……」と、らしい独特な回答を返した。さらに「10球捕ったらこのバットあげます」と不敵な笑みを浮かべた。

 柳田は2人に向け強烈な打球を放ち、「いけるやろー!」と叫ぶ。まずは矢野さんがキャッチに成功すると、両手を突き上げて称えた。その後、栗原も打球を飛ばした。約30球のチャレンジの末、それぞれ10球のキャッチに成功した2人に、両選手からサインのプレゼント。柳田の約束通り、それぞれのバットも贈られた。

 柳田は「思った以上に上手くてびっくりしました。僕らも楽しく打てたので良かったです」と楽しんだ様子。「今日、あの白球を追ったことを忘れずに、何事も諦めず、最後まで諦めず頑張ってほしいなと思います」とメッセージを送った。児玉さんは「100点満点です。子どもにもかっこいい姿を見せられたので」と充実の表情。矢野さんも「甘くつけて100点。思った以上に取れて安心しました」とほっとした様子だった。

(「パ・リーグ インサイト」丹羽海凪)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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