大谷翔平も困惑 カーショーがピッチクロック“違反”でボール宣告、敵地も騒然

ドジャースとのオープン戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャースとのオープン戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ドジャースとのオープン戦に出場

■ドジャース ー エンゼルス(オープン戦・日本時間27日・ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたドジャースとのオープン戦に「3番・指名打者」で先発出場した。野球日本代表「侍ジャパン」で世界一に輝いたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)からエンゼルス復帰戦。6回の第3打席で通算197勝左腕カーショーが今季から導入されたピッチクロックでボールを宣告される場面があった。

 2点を追う6回2死。1ボール1ストライクからの3球目だった。カーショーが投球動作に入る前に球審がストップをかけた。15秒以内に投球動作に入らなかったとして、2ボール1ストライクとなった。敵地は騒然となった。この打席はカーショーが大谷を右飛に打ち取った。

 今季から新たなに導入されたピッチクロックは投手がボールを受け取ってから投球動作に入るまでの制限時間で、走者なしの場合は15秒、走者ありの場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。違反するとボールが1つカウントされる。

 大谷は初回2死は空振り三振。4回2死は初球スライダーを右前へ打ち返した。オープン戦は3試合連続安打。侍ジャパンでの実戦9試合を含めると、”12試合連続安打”となった。27日(同28日)から本拠地で行われるドジャースとのオープン戦2試合にも指名打者として出場する予定。30日(同31日)の敵地・アスレチックス戦で2年連続で開幕投手を務める。

【実際の映像】一体、何が? 大谷翔平も困惑で投手2度見、空白の数秒間

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