大谷翔平は「使命感が突き動かした」 栗山監督が2年前に実感した「日の丸」への思い

日本記者クラブで会見を行った侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:小林靖】
日本記者クラブで会見を行った侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:小林靖】

栗山監督は日本記者クラブで会見を行った

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を制した野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が27日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見を行った。大会MVPに輝いた大谷翔平投手(エンゼルス)について、「僕以上に野球界に何をすべきか理解している選手」と称賛した。

 栗山氏は2021年11月に侍ジャパンの監督に就任。1か月後に大谷と食事をしたが、その中で「ジャパンの話はしなかった」という。ただ、「感じられるものはあった」と振り返る。

 大谷について「僕以上に野球界を考えている選手」と指摘。「体さえ大丈夫なら来てくれるんじゃないか」という思いがあったという。この2年間はメジャーでフル回転しており「あれだけの試合数をこなして、よく決断してくれた。使命感が突き動かしたと思う。よくやってくれた」と労った。

(Full-Count編集部)

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