前中日監督・与田剛氏が社会人球界へ　ロキテクノ富山のオーナー付アドバイザーに就任

34年ぶりに社会人球界へ「アマチュア球界の発展に貢献できれば」

　社会人野球の企業チーム「ロキテクノ富山」は27日、前中日監督の与田剛氏がオーナー付アドバイザーとして加入すると発表した。ロキテクノは阪神などでプレーした藤田太陽氏が監督を務めており、昨夏は都市対抗野球にも出場している。

　公式ホームページを通じて発表した。与田氏は亜大、NTT東京を経て1990年にドラフト1位で中日入り。抑え投手として活躍した。4球団でプレーし2000年限りで引退した後は、WBC日本代表や楽天で投手コーチを務め、2019年から3年間中日の指揮を執った。

　与田氏は「私自身、社会人野球は34年振りとなりますが、再度アマチュア球界を勉強し、プロ野球界での選手、コーチ、監督としての経験を活かし、お世話になったアマチュア球界の発展に貢献できればと思っております。ロキテクノ富山は、昨年、創部初の都市対抗出場を果たしました。チームが、全国でも『常勝軍団』と言われる組織になれるよう、幅広い形でチーム強化に貢献していきます」とコメントした。

（Full-Count編集部）